朝阪神3連敗で無念負け越し 猛虎38年ぶり日本一イヤー納めの場所飾れず「最後だけでもいい相撲で勝って終われるように」

 「大相撲九州場所・11日目」(22日、福岡国際センター)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする東三段目90枚目の朝阪神(高砂)は美登桜(八角)に敗れて2勝4敗となり、負け越しが決まった。立ち合いで変化した相手に上手をとられると、そのまま寄り切られた。

 白星先行の2勝1敗から3連敗。自慢の馬力を生かした突き押しが鳴りを潜め「自分の相撲がとれていないっすね。とれたのは2番ぐらいしかない」と反省しきり。三段目最下位での負け越しに「来場所、序二段からやり直します」と肩を落とした。

 大阪府泉大津市出身で、幼い頃からプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所で朝塩本から改名した。猛虎が38年ぶりの日本一となった記念すべき年に、勝ち越しは名古屋場所の1場所のみという結果に。残すはあと1番となり「前に出られるように。最後だけでもいい相撲で勝って終われるようにしたい」と、意地を見せることを誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス