大学4年生の青木祐奈がエキシビで観客魅了 去就不透明も心境に変化「この試合がきっかけで考え直すところもある」
「フィギュアスケート・NHK杯・エキシビション」(26日、東和薬品ラクタブドーム)
上位選手らによるエキシビションが行われた。女子で日本勢最上位の5位だった青木祐奈(日大)は、華麗な滑りで観客を魅了。初出場のGPシリーズを笑顔で締めた。
ショートプログラムでは自身が振り付けた演目で8位発進し、フリーでは順位を3つ上げて、最終順位は5位。大学4年生で進路は不透明だったが、今大会で好記録を残せたことで心境が変化した。
「結論は出ていないけど、この試合がきっかけで考え直すところもある」とし、全日本選手権(12月、長野)に向けて「全日本が来シーズンにつながる結果だったら、自分にとってチャンスだと思うし続けたい。スケートを続けることは大変なことだと分かっている。簡単には決断できないですけど、全日本も次につなげられたらもう一回考え直したい」と前向きに語った。