男子Vの鍵山優真が大トリで登場 2本の3回転ジャンプ決める 初のGPファイナルへ「もう1段階レベルアップしたい」

 エキシビションに登場した鍵山優真(右)=撮影・中田匡峻
 エキシビションに登場した鍵山優真(右)=撮影・中田匡峻
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 「フィギュアスケート・NHK杯・エキシビション」(26日、東和薬品ラクタブドーム)

 上位選手によるエキシビションが行われ、GPファイナル(12月7日開幕、北京)初出場を決めた男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が登場した。今大会で優勝し、大トリ。3回転ループと3回転フリップを華麗に着氷させ、集まった観客を沸かせた。

 ショートプログラムでは今季の世界最高得点となる105・51点を記録。フリーでも宇野昌磨(トヨタ自動車)の猛追を逃げ切って、NHK初優勝を決めた。出場権を持っていた21年GPファイナルはコロナ禍で中止しており、12月に初めてその舞台に立つ。

 エキシビション後に取材に応じ、ショートプログラムで今季の世界最高得点を記録して優勝した今大会について「また成長を感じた試合」と総括。自己ベスト合計300点超えの選手が、4人ひしめく激戦のGPファイナルへ向けて「もう1段階レベルアップしたい。結果が何位でも自分のやるべきことに集中できたら。今まで通りの練習でやってきたことを信じていく」と、闘志を燃やした。

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