2度目の賜杯の大関霧島 初場所での綱とりへ「稽古」3連発「いつも通りしっかり稽古して、稽古しかないので、しっかり稽古して頑張ります」
「大相撲九州場所・千秋楽」(26日、福岡国際センター)
大関霧島が4場所ぶり2度目の優勝を飾った。大関昇進後では初の賜杯となった。来年1月の初場所では初の綱とりがかかる。
自身の取り組みの前に、唯一の3敗の熱海富士が関脇琴ノ若に敗れ、自身の優勝が決まったが、結びの一番では大関貴景勝を突き落としで下し、自身最多の13勝2敗で締めくくった。
優勝インタビューでは師匠の陸奥親方が今回が最後の九州場所であったことから「うれしいです。霧島という素晴らしい名前をいただいて、色んな方から親方が九州場所最後だから頑張ってくれって言われていた。よかったと思います」と、うなずいた。
14日目にはV争いで並んでいた新鋭、熱海富士を下して、賜杯を大きくたぐり寄せた。「自分のできることをやっていこうと。絶対負けないという気持ちで自信を持って行きました」と、振り返った。
綱とりがかかる来場所へ「いつも通りしっかり稽古して、稽古しかないので、しっかり稽古して頑張ります」と、力を込めた。