宇野昌磨の回転不足判定、採点の変更と人による「違い」がある 村上佳菜子「際どいところ」と解説

 プロフィギュアスケーターの村上佳菜子が27日、フジテレビ系「めざまし8」で、フィギュアスケートの採点について「とても際どいところ」と指摘した。

 25日に行われた「フィギュアスケート・NHK杯」の話題。男子で2位だった宇野昌磨(25)=トヨタ自動車=はフリーでは3種類4本の4回転ジャンプを入れたが、冒頭の4回転ループ、4回転フリップ、4回転-3回転の連続トーループ、4回転-2回転の連続トーループと3種類4本の4回転がすべて「q」(4分の1回転の不足)と判定された。大きな出来栄え点(GOE)につながらなかったことから、「もっと(鍵山)優真君のように、きれいにきっちり下りるジャンプを跳ばなければ、回転不足が毎回取られてしまうとかなのであれば、多分ぼくが今から改善することは、きょうのジャンプ以上は多分難しいので、競技から退くっていうのも全然あるなって思う試合でした」と、進退にまで言及していた。

 村上は採点について、ルールが変更になり「ダウングレード」「アンダーローテーション」「qマーク(クォーター=4分の1回転の不足)」で採点されるようになり、qマークができたことによって「今までOKだったものが、回転不足に取られてしまう」と説明。「そこの判定っていうのはコントローラーっていう回転不足とかレベルとかを判定する人がいるんですけど、その人たちによってちょっと違ったりする部分も若干はあると思うんですよね。なので一概に『今回厳しくてダメだったから次も絶対そうなりますよ』っていうのは言えなかったりもしますし、とてもここは際どいところなのかなと思います」と採点する人によって、微妙な差が出てくる可能性があるとした。

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