異例立ち合いの豊昇龍に横審が苦言 「はっきり言って見苦しい。見たことがない」 霧島には綱とり期待
日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)が27日、東京・両国国技館で定例会合を開いた。初場所で綱とりがかかる霧島について、山内昌之委員長(東大名誉教授)は「堂々たる優勝、立派な勝ち方で優勝すれば(横審として)前向きに受け止める」と期待。3場所連続休場の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)には来場所出場を求めた上で「もし欠場となればコメントを改めて出す」と話した。
また、大関豊昇龍(立浪)が九州場所5日目・平幕豪ノ山戦の立ち合いで、なかなか手をつかなかった一番について「はっきり言って見苦しい。本当に残念」と苦言。「あそこまでの立ち合いは見たことがない。期待のホープとして精進を重ねてほしい」と激励を込めて改善を求めた。