羽生結弦さん、味の素サポートに感謝「僕のためにギョーザを開発して頂いた」 Pizzaに笑顔も
フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌両五輪を連覇した羽生結弦さん(28)が30日、食品大手の「味の素」がアスリートのコンディショニングサポートを行う「ビクトリープロジェクト」が20周年を迎えたことを受け、祝福メッセージを寄せた。
東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で開かれた記者会見の中で、羽生さんの動画が公開された。「20周年おめでとうございます」と祝福し、「僕がビクトリープロジェクトの栗原さんと出会ったのは2013年で、以後、大会やアイスショーを中心に栄養面をサポートしてもらっています」と振り返った。「緻密に栄養計算された食事と、アスリートには欠かせないアミノバイタル、またギョーザ好きな僕のために、アスリートギョーザを開発していただいたりと、選手にしっかりよりそって頂けているおかげで、いつも万全なコンディションで本番に臨んでいます。これからもサポートをよろしくお願いします。羽生結弦でした」と笑顔で感謝を述べた。
会見にはこれまで羽生さんの食生活をサポートし続けた「味の素」の栗原秀文さんも登壇。フィギュアスケート女子で06年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん、競泳男子で3大会連続の五輪メダルを獲得した松田丈志さんと食の大切さについてトークを繰り広げた。栗原さんは、「栄養、食べることの大切さを伝えられるように前進していきます」と話していた。
さらに、栗原さんは「楽しい食事」をサポートするため、栄養価を考えた「Pizza」について説明。アスリートへのヒアリングでは羽生さんが「そもそも食べるのが苦手な人も、食べたいと思うようなものにするには嫌いな食材が入っていてはダメ。特にPizzaってそういう食べ物」と話したことを明かした。完成した「Pizza」を試食した羽生さんの笑顔の写真も公開。栗原さんは「なかなか食べていてこんなにうれしい顔をすることはないんですけど、彼は」とうれしそうに話した。