競泳 16歳・成田実生 優勝も辛口自己評価「少し遅かったかな」

 タイムを確認する優勝した成田実生
 女子400メートル個人メドレーで優勝し、表彰式で手を振る成田実生
 女子400メートル個人メドレーで優勝し、表彰式で写真に納まる成田実生(中央)。左は2位の小堀倭加、右は3位の大橋悠依
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 「競泳・ジャパンオープン」(1日、東京アクアティクスセンター)

 女子400メートル個人メドレーが行われ、世界選手権代表の成田実生(金町SC)が4分37秒93で優勝した。最終泳法のクロールで、オーストラリア選手を抜き去りフィニッシュしたが自己評価は辛口。「ターンしてから平泳ぎがきつかった。一番取れてうれしいけど、目標よりも少し遅かったかなという気持ちがあって悔しかった」と振り返った。

 国際大会10位相当に設定された24年パリ五輪派遣標準記録(4分38秒53)を上回った。この日のタイムを日本選手権(24年3月)で記録して2位以上に入れば、初の五輪切符をつかむことができる。

 初の代表入りを果たした今季。世界選手権(福岡)などの国際舞台に臨んだが、プレッシャーで実力を発揮できず悔しい夏を過ごした。18日に17歳を迎えるヒロインは「16歳は世界水泳、アジア大会の代表になれたけど、400メートル個人メドレーで自己ベストを出せなかった。(日本選手権では自己新の)4分33~34秒を目標にしたい」と闘志を燃やした。

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