スポンサーは「千疋屋」松山陸2位 3月の五輪選考会へ「憧れの入江陵介選手に勝って後継者に」

 「競泳・ジャパンオープン」(1日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートル背泳ぎ決勝が行われ、銀座千疋屋とスポンサー契約を結んだ松山陸(22)=明大=が、54秒06で日本人最上位の2位に入った。女子400メートル個人メドレー決勝では、世界選手権代表の成田実生(金町SC)が4分37秒93で優勝。21年東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)は、4分39秒08で3位だった。

 松山はオーストラリアの選手と約0・3秒差の2位に終わり、「目標の53秒に届かず悔しい」と振り返った。10月に明大・佐野秀匡監督を介し、老舗果物専門店の銀座千疋屋と契約。来年1月から同店のマークをユニホームに入れる予定だ。桃が大好物で同店のフルーツも「大好きです」。強力なバックアップを受けて臨むパリ五輪選考会(同3月)へ「憧れの入江陵介選手に勝って後継者になれるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

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