競泳 大橋悠依が200個人メドレー2位 同時期開催USオープンに刺激「自分のレベルを上げないと」
「競泳・ジャパンオープン」(2日、東京アクアティクスセンター)
女子200メートル個人メドレーが行われ、世界選手権代表の成田実生(金町SC)が2分10秒70で優勝した。東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)は、2分11秒08で2位だった。
大橋は第3泳法の平泳ぎまでトップを守ったが、最終泳法のクロールで成田に逆転を許した。「背泳ぎがよくなくて、この先の課題。テンポを上げても力んだりすることないのが理想。今後に向けてそこを練習したい」。パリ五輪選考会を兼ねる日本選手権(24年3月)を見据えた。
また今大会と同じ日程で、米国ではUSオープンが開催中。21年東京五輪で表彰台を争った銀メダルのアレックス・ウォルシュ(米国)は2分8秒96、銅メダルのケイト・ダグラス(米国)は2分8秒46を記録した。
大橋は「2分10~11台だと(世界で)勝負ができない。自分のレベルを上げないといけない」と危機感。「フラッグスタッフで合宿した時期がかぶっていて意識するところはある。東京五輪以降2分10秒が切れていないので、そこを突破して高いレベルでレースができるようになりたい」と巻き返しを誓った。