東京五輪金メダルの浜田尚里、敗者復活戦も敗れ号泣…パリ五輪代表は絶望的「今の試合では厳しい」

 3回戦で敗退となり、礼をして畳を去る浜田尚里(撮影・吉澤敬太)
 初戦を勝利した浜田尚里(撮影・吉澤敬太)
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 「柔道・グランドスラム東京大会」(3日、東京体育館)

 24年パリ五輪代表選考を兼ねて女子78キロ級が行われ、東京五輪金メダルの浜田尚里(33)=自衛隊=は準々決勝でラニル(イスラエル)に一本負け。続く敗者復活戦でも敗れ、7位に沈んだ。パリ五輪代表はこの日、全試合終了後に行われる強化委員会で決まるが、浜田は極めて厳しい立場となり「(パリ五輪切符は)今の試合では厳しい」と号泣した。

 東京五輪では日本勢で唯一、オール一本勝ちを飾った最強寝技女王が、大一番で屈した。準々決勝は奥襟を取って前に出たものの、大外刈りで玉砕。敗者復活戦も敗れ、泣きはらした表情で取材エリアに現れた浜田は、今後について「今日の試合を勝つことを目標としてきた。(今後のことは)いったんまだ…(わからない)」と語った。

 ライバルの高山莉加(29)=三井住友海上、梅木真美(29)=ALSOK=はそれぞれ準決勝で敗れ、3位決定戦に回った。

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