柔道女子63キロ級・高市美来が3大会連続五輪切符獲得 「最後になるかも」決死の覚悟でV

決勝で山口葵良梨(右)と戦う高市未来(撮影・吉澤敬太)
表彰台で感極まる高市未来(撮影・吉澤敬太)
(左から)銀メダル・山口葵良梨、金メダル・高市未来、銅メダル・高木水月(右端)=撮影・吉澤敬太
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 「柔道・グランドスラム東京大会」(3日、東京体育館)

 女子63キロ級決勝は高市未来(29)=コマツ=が技ありで優勝した。強化委員会で24年パリ五輪代表に選出された。代表を争っていた堀川恵(パーク24)と準々決勝で対戦し、相手の反則で勝利。リオデジャネイロ、東京に続いて3大会連続出場につなげた。

 一時は引退も視野に入れたものの、結婚を経て復活。今大会は荷造り中に「最後になるかもしれない」と思うほど、全てを懸けていた。堀川戦では「ちょっとでも弱気になったら道はそこで途絶える。絶対に勝つ」と死力を尽くして勝利した。

 金メダルを掲げ、「優勝できてホッとしている」と涙した。今後へは「今まで以上の厳しい道乗りがこれから待っている。次に向けて頑張りたい」と、さらなる覚悟で臨む。

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