羽生結弦さんが来年3月に宮城でアイスショー「notte stellata」第2弾開催 震災から13年「3月開催は僕にとってすごく意味のあるもの」
フィギュアスケート男子の五輪2連覇王者で、プロスケーターの羽生結弦さん(28)が、来年3月に東日本大震災から13年目を迎える故郷の宮城県でアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2024」を開催する。主催する日本テレビが6日、発表した。
羽生さんは今年3月に自身が座長を務める「notte stellata」を初開催。今回が第2弾となる。公演日程は3月8~10日の3日間で、会場は宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)。羽生さん以外の出演者は順次、公式ホームページで発表される。
羽生さんのコメントは次の通り。
「この機会をいただけることが本当に嬉しいです。Notte Stellataという僕のプログラムの名前を冠してアイスショーを作っていただいているんですけど、このプログラム自体が東日本大震災によりそったもので、3月の開催は僕にとってすごく意味のあるものになっています。
これまで3月11日という日々を繰り返してく中で、どうやって思いを伝えていったらいいのか、どうやったら思いが届くのかなとか、いろんなことを考えてきました。
また、今回も皆さんの前で思いを届けることができて本当に幸せです。
このショーの一番のテーマは希望なので、僕が皆さんからたくさんの希望を受け取ったように、僕たちスケーターから少しでも多くの希望が届くようにという思いを込めながら、祈りながら滑りたいと思っています。」
これに先立ち、BS日テレでは、23年公演を来年1月21日の午後7時~8時54分に無料放送で初放送する。