ラグビー 堀江翔太の引退表明 チームメートの稲垣啓太「改めて存在の大きさに気づく」松田力也「まだ信じていない」

練習に励む埼玉・堀江翔太(右)と稲垣啓太(右から2人目)=撮影・佐々木彰尚
練習に励む埼玉・堀江翔太(中央)と稲垣啓太(右)=撮影・佐々木彰尚
思い出を語る埼玉・稲垣啓太(撮影・佐々木彰尚)
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 ラグビー、リーグワン1部・埼玉の日本代表フッカー堀江翔太(37)が6日、今季限りで現役を引退すると発表した。同日にチームメートのプロップ稲垣啓太(33)とSO松田力也(29)が練習後に取材に応じ、堀江への思いを語った。

 稲垣は所属の埼玉だけでなく日本代表でも長くともに戦ってきた。「入った時からずっと背中を見て育った。偉大な人がチームから去るのはさみしいというより改めて存在の大きさに気づくのではないですか。誰にも終わりがある。ラグビーをできる時間は無限ではないとみんな実感した」と受け止めた。

 入団して「最初の2、3年は叱られた」と振り返り、「この年齢でもまだ成長できると証明してくれている。見習うことが多い」と稲垣自身も堀江から吸収してきた。

 松田は「まだ信じていないし、まだうそだと思っている」と語り、「優勝という形で送り出せるように。勝って最後に堀江さんが泣くところを見たい」と奪還を誓った。埼玉は開幕戦で横浜(10日、熊谷)と対戦する。

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