宇野昌磨は2位 連覇ならずも超ハイレベル大会で収穫 高難度ジャンプ成功
「フィギュアスケート・GPファイナル」(9日、北京)
男子は連覇を狙った宇野昌磨(トヨタ自動車)が2位、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は3位。イリア・マリニン(米国)が初優勝した。
真剣な表情が、一気に照れ笑いになった。宇野は4回転ループ、4回転フリップを着氷。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転になるミスはあったが、4回転-3回転連続トーループ、4回転トーループを降りてみせた。
強敵がいればいるほど燃えるのが宇野だ。今大会はSPとフリーの合計の自己ベストが300点を超える選手が6人中4人。SPでも100点超えが3人と超ハイレベルな大会に「レベル高すぎて無理です。やってられない」と笑ってしまうほどだった。
ただ、過酷な状況は「(フリーも)また面白い戦いが見られる」と楽しんでいる。銀メダルの結果は、世界選手権3連覇へ、大きな糧となるはずだ。