「ラグビー・リーグワン、東京ＳＧ５２－２６東京ベイ」（１０日、秩父宮ラグビー場）

　昨季４位の東京ＳＧが８トライを奪い、同王者の東京ベイに快勝した。

　前半３分に日本代表ＦＷ掘越が先制トライ。同１１、１９分にＷＴＢ尾崎晟がトライを挙げ、２１－０とリードした。同２３分に東京ベイにトライを許したものの、すぐさま同２６分にＣＴＢ尾崎泰のトライで追加点。同３７分には日本代表ＷＴＢ松島のキックパスを受けた尾崎晟が前半で早くもハットトリックとなるトライを挙げ、３５－７と大差をつけて前半を終えた。

　後半は３分に東京ベイにトライを返されたが、同６分に新加入の南アフリカ代表ＦＢコルビがスタンドを沸かせた。敵陣でパントをジャンピングキャッチして攻撃をつなげると、敵陣ゴール前のラックからパスフェイントで相手を１人かわしてＣＴＢ森谷にラストパスを送ってトライをお膳立て。４０－１４とした。その後も同２９分のＣＴＢ尾崎泰のトライなど、後半も３トライを加えた。

　東京ＳＧのディレクター・オブ・ラグビーを務め、日本代表ヘッドコーチ復帰が決定的となっているエディー・ジョーンズ氏もで観戦。笑顔でスタンドを後にした。