「陸上・日本選手権」（１０日、国立競技場）
２４年パリ五輪の選考を兼ねて女子１万メートルが行われ、東京五輪７位入賞の広中璃梨佳（２３）＝日本郵政グループ＝が３連覇を果たしたが、２４年パリ五輪切符の今大会での獲得を逃した。
序盤から先頭集団で様子をうかがうと、５０００メートル付近で抜け出し、先頭に立ち、後続を引き離した。その後、後続に追いつかれるも、残り１周でギアをあげた。
１万メートルの日本記録は新谷仁美（積水化学）の３０分２０秒４４。広中の自己ベストは３０分３９秒７１だった。広中は今年の世界選手権で７位に入ったため、２３年１１月３０日から２４年６月３０日までに参加標準記録の３０分４０秒００を突破すれば２４年パリ五輪代表に内定することができる。
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