アメフトXリーグ準決勝 富士通がライスボウル進出 3連覇を懸けて3年連続でパナソニックと対戦

 「アメフト・日本社会人Xリーグ・準決勝、富士通24-17オービック」(10日、等々力陸上競技場)

 3年連続日本一を目指す富士通がオービックを24-17で下し、来年1月3日に東京ドームで決勝として行われる日本選手権、ライスボウルに進出した。社会人同士の対戦となった昨年から3年連続でパナソニックと対戦する。

 10-7で前半を終えた富士通は後半の第3Qに追いつかれたが、第3Q13分38秒にQB高木翼のパスをWRグラントが左手だけでワンハンドキャッチしTDレシーブするなどして勝ち越し。17-17で迎えた第4Q12分43秒にはRBニクソンが中央を走りきるなど、再び7点を勝ち越した。

 特に前半は攻撃陣が相手守備に前進を阻まれた。山本洋ヘッドコーチは「そこからしっかりと切り替えて、自分たちのテンポを作り出せたのはよかった」と後半に勝負強さを見せたチームを評価。3連覇をかけて3年連続同カードとなるライスボウルへは「パナソニックは守備もしっかりしているし、チームとして力がある。決勝も数少ないチャンスをスコアにつなげるのが大事。そこを強調していきたい」と話した。

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