青学大・原晋監督「負けてたまるか大作戦」発令!昨季からVなし「負けると面白くありません!」箱根駅伝V奪回へ自信
来年1月2日、3日に行われる第100回東京箱根間往復大学駅伝のチームエントリーが11日、発表され、都内で記者発表会が行われた。2年ぶり総合優勝を目指す青学大の原晋監督(56)は、毎年恒例の作戦名に「負けてたまるか大作戦」を掲げた。
総合2連覇を狙った前回大会は総合3位。今季は出雲駅伝で5位だったが、全日本大学駅伝2位と復調気配にあった。ただ、ライバルの駒大が昨季大学三大駅伝3冠を果たし、今季も史上初の2季連続3冠に王手をかけており、青学大は22年箱根駅伝の総合優勝以来優勝から遠ざかっている。
指揮官は「いつのまにか監督歴20年、これは3番目に長い監督歴となりました。当時は出場を目指して頑張っており、今日は優勝しか求められない大学に成長した」としみじみ。「恒例になりました原晋大作戦シリーズですけど…」と切り出し、「やっぱり負けると面白くありません!『負けてたまるか大作戦』!」と、節目の第100回大会で復活Vを目指す作戦名を発表した。
青学大は佐藤一世(4年)、山内健登(4年)、太田蒼生(3年)若林宏樹(3年)、黒田朝日(2年)ら主力を登録。主将の士貴勇斗(4年)は外れた。原監督は「各世代にエース級のランナーがいる」自信をのぞかせ、「佐藤、太田、黒田。キーマンはこの3人と箱根は山上り、下り」とポイントを挙げた。