青学大・原監督 廃部方針の日大アメフト問題に持論 「大学スポーツに廃部の概念ない」「支援を打ち切るという概念」

 壮行会に出席した青学大の原晋監督
 壮行会で「負けてたまるか!」と叫ぶ青学大の原晋監督
 壮行会でポーズをとる原晋監督(前列右から2人目)と青学大の選手ら
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 青学大陸上競技部の原晋監督(56)が14日、都内で講演会を行った。「大学どこへ」というテーマで講演した後に、報道陣からの質疑応答の時間で、日大アメフト問題に切り込んだ。

 日大は違法薬物問題を受け、廃部の方針となっている。これに原監督は「大学スポーツに廃部という概念は私はないと思う。大学の教育、クラブ活動は教育活動というのが大前提。言葉をかえまして、支援を打ち切るという概念でしょう」と持論を展開した。

 「同好会、サークル活動のみなさんは、あいた時間を自分のお金で活動しているわけですよね。一方で強化指定部、われわれ(青学大陸上競技部)もですけど、日本大学のアメフト部は立派な競技場、強化金、監督、コーチも大学からのお金で雇われ、こんなに支えられてるスポーツは、箱根駅伝はありますけど、他にありますかね」と、多くの支援があると強調。「それだけのことをやったのですから、支援を打ち切る。運動用具を自分で買って、スポーツできる環境を自分で予約して、当然じゃないですか。そこからスタートですよ。私個人の考えですけど、私はそう思います」と話した。

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