ラグビー日本代表 エディー・ジョーンズHC 豪州ファンに「申し訳ない」と謝罪も「やましいことは一切してない」
ラグビー日本代表の新ヘッドコーチ(HC)に復帰したエディー・ジョーンズ氏(63)が14日、日本協会の土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(47)とともに都内で就任記者会見を行った。
就任が決まるまでの選考過程では不透明さも指摘されてきた。今年のW杯に出場したオーストラリア代表HC時代の8月に日本代表HCの面接を受けたとの報道もされたが「私はこの1年間、面接は受けていません。面接を受けたのは唯一12月7日に初めて。面接という形でお話をさせていただきました」と面接は今月7日のみだと強調した。
ジョーンズ氏は15年W杯で日本の南アフリカからの金星に貢献し、歴史的3勝を挙げた。19年W杯日本大会ではイングランド代表を率いて準優勝だった。だが、その後は成績不振により昨年に同国代表監督を解任。次にオーストラリア代表指揮官として臨んだ今年のW杯も同国初の1次リーグ敗退で終え、大会後には退任した。
ジョーンズ氏は地元オーストラリアのファンに対しても言及。「結果がこうなってしまったことはとても残念です。申し訳ないと思いますし、(限られた)時間の中で求められていたことを達成できなかったということは非常に残念だと思っています」と謝罪。その上で、今回の日本代表HC復帰に「日本の監督に就任するにあたっては、何もやましいこととか、罪悪感を持たなければいけないことは一切していません」と言い切った。