4年ぶり箱根駅伝出場の日大・下尾主将「1本のタスキを最後までつなぎきる」アメフト部問題の影響なし 林真理子理事長も快走期待

 第100回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2日、3日)に出場する日大の登録メンバーが16日、東京都内で取材に応じた。

 4年ぶり90回目の出場。繰り上げスタートにならないことを現実的な目標として定める。最上級生となって念願の箱根路を走る下尾悠真主将(4年)は「チームの目標である『1本のタスキを最後までつなぎきる』を達成できるよう、一丸となって頑張っていきたい」と意気込んだ。

 5月にOBの新雅弘(しん・まさひろ)監督が就任。岡山・倉敷高を率いて全国高校駅伝優勝3度の名将は、脱いだ靴をそろえるなど生活態度の見直しから徹底させ、いきなり母校を箱根出場に導いた。本大会では目標タイムは設定せず「とにかく『悔いを残さないように走れ』と言っている。のびのび楽しんでほしい」と、ベストを出し切ることに集中させる。

 違法薬物事件で複数部員の逮捕者が出たアメリカンフットボール部の廃部が15日の理事会で決定。世間の注目を集めているが、下尾主将は「特には」とチームへの影響は否定した。新監督によると、本大会出場を決めた10月の予選会後、駅伝好きの林真理子理事長からも「とにかく箱根駅伝、楽しみにしてます。頑張ってください」と激励されたという。

 1922年の第3回大会から出場し、12度の優勝を誇る伝統校。4年ぶりの大舞台で存在感をアピールする。

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