高木美帆が驚き 同学年・大谷翔平の超大型契約に「規模でかすぎて現実味ない」新天地での挑戦に共鳴「私もチャレンジを」
スピードスケート女子で22年北京五輪金メダリストの高木美帆(29)=TOKIOインカラミ=が18日、欧州遠征を終えて帰国し、羽田空港で取材に応じた。このほど、同学年の米大リーガー・大谷翔平(29)がドジャースに移籍することが決定。10年総額7億ドル(約1015億円)というスポーツ史上最高額の超大型契約となったが、「規模がでかすぎて現実味がないというか、想像できない」と驚きつつ、「私も頑張ろうと思った」と刺激を受けたことを明かした。
遠征していたポーランドの宿泊先ではネット環境がよくなかったため、日本のニュースは見ておらず一報は知らなかったというものの、後から知って大谷の移籍に関する記事などをチェックしたという。
今年3月のWBCでは東京ドームで現地観戦もしていた高木は「同世代の方が新しい場所で大きな挑戦をまた始めるのは、私も刺激をもらうことがたくさんあって、私ももっと頑張ろうって思える。すごいなっていうのが一番の感想」と語り、「契約の中に大谷選手の真意が現れていたという記事を読んだりして、そういうところでも素晴らしい選手なんだなと感じた。私も(独立して新チームをつくった)この環境を大事にして、さらに強くなるためにチャレンジすることを忘れないでいきたい」と実感を込めた。
自身は今季、W杯で、1500メートルで開幕4連勝を飾るなど好調ぶりを見せており「連勝を重ねられて、まずまずの滑り出しだったかな」とうなずいた。北京五輪後に自身がナショナルチームから独立して立ち上げた「TeamGOLD」では新メンバーも加入して一緒にトレーニングを積んでおり、「メダルもそうだが、滑っている感覚や取り組めていることの質も上がっている。チームが少し大きくなって、みんなと一緒にできることのありがたさを改めて感じている」と手応えを強調した。