アメフト 甲子園ボウル6連覇の関学大がVパレード 海崎琢主将「優勝してよかった」
17日に行われたアメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「第78回甲子園ボウル」で法大を下して史上初の6連覇を達成した関学大が20日、兵庫県西宮市の同大学で優勝祝賀イベントを開催した。
甲子園ボウル制覇は34回目だが、優勝イベントは初めて。部員72人と応援団ら100人ほどがキャンパス内をパレードすると、ファンや保護者ら約500人が詰めかけて声援を送った。LB海崎琢主将(4年)は「6連覇を成し遂げた実感はあまりなかったけれど、パレードをすると優勝してよかったなと思った。ファンや保護者に支えられて(関学大)ファイターズ一体となれた」としみじみ。後輩たちに向けて「アメフトを楽しみながら7連覇を目指してほしい。僕らも、練習は大変だったが楽しんでやってきたので」と期待を寄せた。
最優秀選手に輝いたQB星野秀太(2年)は「MVPおめでとうと言われて、また頑張ろうと思った。パレードでプロの選手になったような気分でした」と晴れやかな笑顔をみせた。来年に向け「チームを引っ張っていく立場になるので、なぜフットボールをやっているのかを考えながら練習していきたい」と話した。