北口榛花 実業団でも「プロ意識持っている」 陸上界から異例の「プロスポーツ大賞」表彰

 今年のプロスポーツ界で活躍した選手や団体を表彰する「第53回日本プロスポーツ大賞」が21日発表され、やり投げの北口榛花(25)=JAL=が殊勲賞・NHK賞を受賞した。

 今夏の世界選手権で金メダルに輝いた北口はNHK賞に選ばれ、大谷やボクシングの井上とともに殊勲賞も受賞。プロ競技のスーパースター達と並び、陸上界から異例の表彰となったヒロインは「陸上、やり投げという種目にこういった賞をいただけて本当にうれしい」と感激しつつ、「私は実業団選手というくくりでやっているが、アスリートとしてはプロ意識を持って競技に向き合っているつもり。競技に集中できる環境を整えていただいている方々に感謝したい」と自負を込めた。

 表彰式では投てき界のレジェンドである室伏広治スポーツ庁長官からもねぎらいを受けて旧交を温めたが、他の受賞者とは「人見知りなのであまりお話しできてない」と苦笑い。

 また一つ大きな勲章を得た25歳は、来夏のパリに向けて「五輪でも金メダルという気持ちは強いが、4年に一度の舞台はひと味違う。特別な思いを持ってパリに臨めたらいい」と決意を新たにした。

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