SP首位の宇野昌磨 4回転3種確認 鍵山、山本、体調不良の三浦も公式練習
「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、ビッグハット)
23日の男子フリーに向けた公式練習が行われた。世界選手権2連覇中で、ショートプログラム(SP)1位の宇野昌磨(トヨタ自動車)らが調整した。
曲かけではループ、トーループ、フリップの4回転ジャンプを確認。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)から始まるコンビネーションは飛ばず、コースの確認やイメージトレーニングに注力した。練習後は佐藤駿(エームサービス・明大)、山本草太(中京大)の3人で談笑しながら、リラックスした表情で引き上げた。
来年3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)の代表選考会を兼ねた今大会。宇野は2年連続6度目のVを狙う。
22年北京五輪銀メダルで、SP3位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は、前夜に転倒した4回転サルコーなどを確認。両脚着地になる場面もあったが、その後も数回繰り返し、修正を試みていた。また2位の山本草太(中京大)、体調不良の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)も参加し、氷の感触を確かめていた。