坂本花織 3連覇へ好調 島田麻央は大技2本1度ずつ着氷 13歳・上薗恋奈も順調調整
「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日、ビッグハット)
24日の女子フリーを前に、公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(23)=シスメックス=が3連覇へ、好調な調整を行った。
坂本はフリーの曲かけでダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツを着氷。「初日の曲かけに比べたら(いい)」と調子は上向き。抱えていた胃痛も「大丈夫」と強調した。
初出場でSP6位の上薗恋奈(13)=LYS=はフリーの曲かけで3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプや3回転ループを着氷。全日本デビューでいきなり最終グループに入り、「すごかった」と他の選手たちに圧倒されながらも「まずは楽しんで、自分の演技ができたらいいのかな」と意気込んでいた。
SP7位と出遅れた前回大会3位の島田麻央(15)=木下アカデミー=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、4回転トーループを1度ずつ着氷。大技2本は苦戦していたが、SPで失敗した3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを降りるなど、その他のジャンプは高確率で降りていた。
女子フリーは24日17時から行われる。