バドミントン “わたがし”2年連続全日本欠場 渡辺「心と体のバランスを保つことがギリギリ」

 21年東京五輪バドミントン混合ダブルス銅メダルで、世界ランキング2位の渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が、25日から開幕する全日本総合選手権を欠場する。前回大会に続き2年連続。渡辺が23日、自身のSNSを更新し、明かした。

 理由はコンディション不良。「ファンの皆様、スポンサー様、関係者の皆様には大変申し訳なく思っております」と謝罪し、続けて「国内外の連戦による疲労蓄積や心と体のバランスを保つことがギリギリの状態で、皆様に見ていただくには何もかもが不足している状態です。今は来年からの連戦に向けて、心・技・体を整えていきたいと思っています。今回の難しい決断を理解してくださった関係者の皆様、ありがとうございました。引き続き何卒よろしくお願いいたします」とつづった。

 日本の混合ダブルスをけん引する実力者で、“わたがし”の愛称で親しまれる。今季は世界選手権銅メダル、アジア大会で銀メダルを獲得。24年パリ五輪選考レースは、日本勢1番手の世界3位に付けている。

 年末に開催されるバドミントンの全日本選手権。前回大会も代表選手の棄権が続出。女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの志田千陽、松山奈未組、混合ダブルスの渡辺、東野組が不参加だった。

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