佐久長聖5区・佐々木哲が衝撃の51年ぶり区間新「リズムよく走れた。区間新は目標にしていた」 チームは独走 全国高校駅伝
「全国高校駅伝」(24日、たけびしスタジアム京都発着、男子=7区間)
佐久長聖の5区(3キロ)、佐々木哲(2年)が8分14秒(速報タイム)をマーク。1972年の第23回大会で、小出(新潟)の浅井利雄がマークした8分22秒の区間記録を51年ぶりに塗り替えた。
先頭でたすきを受けると、グングンと後続を引き離す圧巻の走り。レース後は「最初の1キロをリズムよく走れて、キープしたまま走れた。区間新記録は目標にしていた」と語った。
レースはエース区間の1区(10キロ)で須磨学園(兵庫)の折田壮太(3年)が区間賞を獲得。佐久長聖は17秒差の4位につけ、倉敷は57秒差の16位と大きく出遅れた。
2区(3キロ)で学法石川(福島)が先頭に立ったものの、3区(8・1075キロ)の5キロ過ぎで佐久長聖がトップに躍り出た。倉敷はサムエル・キバティ(3年)が14人を抜き、3位に浮上した。
佐久長聖は4区(8・0875キロ)もトップを守り、その後も首位を独走。6年ぶり3度目の優勝へひた走った。