3連覇の坂本花織が最大級のにやけ顔 千葉「氷の上ではガラッと変わる」 島田「心が強い」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、ビッグハット)
来年3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)の代表選考会を兼ねて開催された。女子では世界選手権女王の坂本花織(シスメックス)が3連覇を果たし、2位は千葉百音(木下アカデミー)、3位は島田麻央(木下アカデミー)。競技終了後に行われた会見では、坂本が他の2人に“べた褒め”される一幕があった。
千葉と島田が、報道陣から坂本の印象を問われた。千葉は「氷から降りたら、たわいもない会話もできるしフレンドリー。氷の上に立てばガラッと変わって、演技を見るたびに強さが増している。尊敬する先輩」と絶賛。一方の島田は「自分は緊張したら失敗してしまう。3連覇が懸かって緊張したと思うけど、フリーもショートもパーフェクトに滑っていて、心が強いなと思いました」と語った。
それを隣で聞いていた坂本は、体を左右に揺らしながら終始にやにや。「うれしい言葉が飛び交っていました。お互いに切磋琢磨(せっさたくま)できているし、さっきの言葉はうれしかった」と最大級のにやけ顔をしながら喜んでいた。