女子レスリング尾崎野乃香が完勝V 一度は消滅のパリ五輪PO進出で涙の誓い「チャンス絶対つかみ取る」

 「レスリング・全日本選手権」(24日、代々木第二体育館)

 パリ五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子68キロ級決勝は、22年世界選手権62キロ級覇者の尾崎野乃香(慶大)が森川美和(ALSOK)を7-0で破り、優勝した。来年1月27日に実施される代表決定プレーオフ(都内)で石井亜海(育英大)と一騎打ちで争う。非五輪階級の女子59キロ級は、五輪2連覇の金城梨紗子(サントリー)が2連覇した。

 62キロ級から転向した尾崎が来夏へ望みをつなぎ、「勝ってパリにつなげる思い一筋で戦った。いかに心の底から自分を信じられるかだった」と涙を浮かべた。

 一度はパリ五輪への道が消滅したが、今回のサバイバル戦を制し、悲願の代表切符まであと1勝。今大会初戦で撃破した石井と1カ月後に再び激突するが「チャンスを絶対つかみ取る。小さい頃からの夢を必ず実現させたい」と決意を込めた。

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