高校駅伝 24年から外国人留学生の出場区間を制限 男女とも最短3キロ区間のみ出場可能に
全国高校駅伝競走大会実行委員会は24日、来年の大会要項を発表し、外国人留学生についてエントリーは2人以内とし、出場は男子が2区か5区、女子が3区か4区のいずれも最短3キロ区間で1人に限ることが決まった。これまで留学生は最長の1区を除く区間で1人の出場だった。
大会後の会見では18年に都道府県高体連陸上競技専門部でアンケートを実施し、結果をもとに前日の実行委員会で決議したと説明。変更理由に「ジュニア期のスピード強化」を挙げ「日本人が3キロの距離で外国人留学生に挑戦することで強化につなげたい」とした。
アンケートでは長距離における日本人と外国人の実力差も指摘する声もあったといい、今後も継続検討される。また来年から出場校も男女とも47都道府県代表に加え、地区大会代表11校の計58校に拡大することも決まった。