鍵山優真 世界選手権へ気合「4回転増やしつつ、完成度も高める」初出場の三浦佳生「出場するからには勝つつもりで」
フィギュアスケートの全日本選手権から一夜明けた25日、世界選手権(24年3月18~24日、カナダ・モントリオール)代表に選出された男女計6人が、長野市内のビッグハットで行われた会見に出席した。
今季のGPファイナルに出場し、男子4位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は、出場予定だった22年世界選手権をけがの影響で欠場した過去がある。「代表をつかめてうれしい。世界選手権は今シーズンの目標の一つ。出場するからには勝つつもりで頑張りたい」と意気込みを語った。
2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は21、22年大会で銀メダルを獲得。代表発表は、三浦と佐藤駿と焼き肉を堪能していた際に一報を受けた。左足負傷の影響に苦しんだ昨季から2大会ぶりの復帰。イリア・マリニン(米国)らと争う世界舞台へ「今のままだとトップに立てないと実感している。(拠点の)名古屋に帰ってから構成を上げる練習をしなければならない。4回転を増やしつつ、プログラムの完成度も高めていけたら」と決意を込めた。
◆世界選手権代表
▽男子 宇野昌磨、鍵山優真、三浦佳生
▽女子 坂本花織、千葉百音、吉田陽菜