霧島、綱とり一発でつかまえたい 初場所へ意欲満々
大相撲初場所(来年1月14日初日・両国)で横綱昇進に挑む大関霧島が25日、東京・両国国技館で記者会見し「入った時から目標を立ててやってきた。一番近くに来ている。最初のチャンスを一発でつかまえたい」と意欲満々だった。
先場所は13勝2敗で2度目の優勝を遂げた。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は来年4月に日本相撲協会の定年を迎える。「今まで親方に教えてもらった通りにやる。東京場所で優勝したことがないので、優勝して部屋までパレードしたい」と恩返しを期した。
モンゴル出身で27歳の大関は稽古熱心さに定評がある。年明けには大関貴景勝や関脇琴ノ若が所属する二所ノ関一門の連合稽古に参加する意向。