大相撲 錣山部屋が稽古再開 元寺尾の師匠死去から9日 阿炎らが遺影の前で約3時間

 錣山親方の遺影(左奧)に見守られながら稽古をする阿炎(中央)ら錣山部屋の力士
 稽古場の上がり桟敷にある錣山親方の祭壇
 若い衆の稽古を見る阿炎と立田川親方(右奧)
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 大相撲の錣山部屋が26日、本格的な稽古を再開した。17日に元関脇寺尾の錣山親方がうっ血性心不全のため60歳で死去。22日に通夜が、23日には告別式が東京都江東区の同部屋で営まれていた。

 上がり座敷に設置された錣山親方の祭壇の前で、幕内阿炎ら所属力士が参加。申し合い稽古の前には、部屋を継承する立田川親方(元小結豊真将)が「みんな師匠に言われたことを思い出して、師匠があそこで見ているから、師匠に恥ずかしくない稽古をしよう」と弟子たちに伝えた。

 阿炎は四股やすり足、ぶつかり稽古で胸を出すなどして汗を流した。立田川親方とともに、幕下以下の力士に何度もアドバイスを送った。

 熱のこもった稽古は約3時間。最後はコロナ禍の間は中断していた山本五十六の格言「男の修行」を全員で唱和して稽古を終えた。

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