高木美帆、地元レースに意欲 全日本スピードの前日調整

 スピードスケートの全日本選手権は27日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで開幕する。26日は会場のリンクで出場選手が最終調整。女子の高木美帆は「地元での大会なので楽しみたい。(来年2月の)世界距離別選手権につなげる」と抱負を語った。

 大会は短距離から長距離の4種目総合で争う「オールラウンド」、500mと1000mを2度ずつ滑る「スプリント」、種目ごとに競う「距離別」の3部門で優勝者を決める。

 高木は今季まだ実戦をこなしていない500mを重視し、スプリント部門に出場。「37秒80を切るのが最低限の目標」と話した。男子500mで今季W杯4勝の森重航は距離別部門に出場する。

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