「ＮＢＡ、ピストンズ１１２－１１８ネッツ」（２６日、デトロイト）

　ピストンズが本拠地開催試合のネッツ戦に敗れて２７連敗を喫し、１シーズンのワースト記録を更新した。チームは１０月２８日のブルズ戦に勝って２勝１敗にした後、約２カ月間、ホーム１５試合を含む２７試合に全敗している。

　ピストンズはボグダノビッチが第１クオーター（Ｑ）だけで１１得点を挙げる活躍で３１－２５とリードしたが、第２Ｑ残り４分に逆転されて前半戦を５４－６１で折り返す。第４Ｑ４分にエースのカニングハムのスリーポイントで９７－９２として一時はリードを５点に広げたが、そこから３分間は得点がなく、逆に８点を奪われて後手に回った。カニングハムは両軍最多の４１得点、９リバウンド、５アシストをマーク。ボグダノビッチも２３得点と奮闘したが、勝負どころでファウルトラブルに陥った。

　チームは０１－０２シーズンから８年連続でプレーオフに出場し、０４年に優勝、翌年には２年連続でファイナル進出。しかし、０９年以降、プレーオフ出場はわずか２回にとどまり、昨季まで３季連続東カンファレンス最下位と低迷している。

　ＮＢＡのシーズンまたぎの最長連敗はセブンティシクサーズが１４－１５と１５－１６に記録した２８連敗。