貴景勝 井上尚弥の4団体王座統一戦に興奮「すごい感動。本当に元気をもらった」
大相撲の大関貴景勝(常盤山)が27日、井上尚弥がKO勝利を飾った26日のボクシング世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦から大きなパワーを授かったことを明かした。
幼少期は力士かプロボクサーのどちらかが夢だったという大関。「ボクシングは本当に一番見るのは好きなので」と前夜の井上-タパレス戦も配信中継にかじりつき「やっぱりよかったですね。すごい感動。昨日は本当に元気をもらいました」と興奮気味に振り返った。井上の勝利はもちろん、ダウンを喫しながら勇敢に立ち向かったタパレスの粘りも心に響いたといい「ああいう戦いを見せてもらうと、僕も活力になる」と目を輝かせた。
初場所(来年1月14日初日、両国国技館)に向けても、世界最高峰の試合は大きな刺激となった様子。「戦いでみんなの活力になれるのは、プロの人しかできないと思う。自分も本職でそういう風になれるように頑張らないといけないと、あらためて感じました」と意気込みを新たにしていた。
この日は都内で行われたルームウエアブランド「ジェラートピケ」からの化粧まわし贈呈式に出席した。