「わくわく大作戦!スタート!」 GMO、実業団で異例の作戦名 原晋氏と考案 大迫傑も「わくわくする区間を走ります」

 来年1月1日のニューイヤー駅伝に向け、GMOインターネットグループが27日、都内で記者会見を行い、実業団としては異例の「わくわく大作戦!」を掲げることを発表した。

 「作戦名」と言えば青学大陸上競技部監督を務める原晋氏。15年の箱根駅伝で青学大が初優勝した際には「ワクワク大作戦」を掲げていた。同氏はGMOインターネットグループ陸上部のEKIDENダイレクターを務めており、チームで話しあって今回の作戦名につながった。「ワクワク」がひらがなになったのは、ロゴを考えた時にひらがなの方が良かったからだという。

 作戦名を書いたパネルを掲げた原氏は「GMO、わくわく大作戦!スタート!」と勢いよく意気込んだ。「ぜひわくわくしながら選手は頑張ってほしい」とエールも送った。

 同社の熊谷正寿代表は「(実業団での作戦名は)おそらく初めて。著作権ちゃんとご理解いただいてます」と笑いつつ、「(青学大の箱根駅伝)4連覇に、監督のご指導があったと思いますが、作戦名にもあったんじゃないかなと。選手が最高の能力を発揮するのは、厳しい練習を経て、リラックスして勝負に臨む時だと。もしかしたらこの作戦名と多いに関係しているんじゃないかな」と発表に至った経緯を説明した。

 チームは前回大会5位。いまだに優勝できていないことから、「1位以外の数字はございません」と熊谷氏。優勝した暁には、ホンダジェットでの優勝旅行を選手にご褒美として用意したという。

 東京五輪マラソン6位でGMOインターネットグループの一員として出走予定の大迫傑(ナイキ)については、亀鷹律良監督は「わくわくする区間を走ります」とニヤリと笑った。

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