元横綱鶴竜が年寄音羽山襲名、陸奥部屋から独立して音羽山部屋新設
日本相撲協会は27日、同日開催した持ち回り理事会で鶴竜親方(38=元横綱)が年寄・音羽山を襲名し、陸奥部屋から独立して音羽山部屋を新設することが承認されたと発表した。
音羽山部屋の新設に伴い、陸奥部屋から三段目鋼、番付外竹内の力士2人、特等床山の床鶴が転属することも承認された。
元鶴竜の音羽山親方は21年の春場所で現役を引退。年寄名跡を取得せず、現役時のしこ名で5年間は相撲協会に残ることができる横綱の特権を利用し、陸奥部屋の部屋付き親方として大関霧島ら後進の指導にあたっていた。
モンゴル出身の師匠の部屋は、大島部屋(元関脇旭天鵬)、高砂部屋(元関脇朝赤龍)、宮城野部屋(元横綱白鵬)に次いで4部屋目となる。