日本相撲協会に労基署が是正勧告 未払いの割増賃金、有休取得、時間外労働など5項目、対応状況も説明
日本相撲協会は27日、向島労働基準監督署から是正勧告書を受領したと発表した。
勧告の内容と対応状況については、以下の通り説明した。
◇未払いの割増賃金が発生していたことについて(対応状況)すでに支払済みであり、監督署からも「是正済」の承認を頂いております。
◇職員親睦会費の賃金控除に関する労使協定がなかったことについて
(対応状況)すでに労使協定を締結し提出済みであり、監督署からも「是正済」の承認を頂いております。
◇年次有給休暇の取得が不足していたことについて
(対応状況)年内に職員のほぼ全員が、法定日数の有給休暇を取得予定です。
◇地方場所における労働時間が適切な方法で把握されていなかったことについて
(対応状況)すでにウェブでの勤怠管理を導入する等、対応済みです。令和6年1月末に再度の報告を求められています。
◇36協定を超える時間外労働が発生していたことについて
(対応状況)労働環境の改善、36協定の見直し等、すでに対応中です。今後3カ月間の状況報告を求められています。