札幌山の手は初戦敗退 リーチ先輩から「頑張ってくれ」と激励直電も 近藤主将「申し訳ないです」

 鹿児島実に敗れた札幌山の手フィフティーン(撮影・中田匡峻)
 鹿児島実を攻める札幌山の手フィフティーン(撮影・中田匡峻)
 札幌山の手に勝利した鹿児島実フィフティーンは最後の球の行方を見つめる(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校ラグビー・1回戦、鹿児島実17-12札幌山の手」(28日、花園ラグビー場)

 札幌山の手(南北海道)が痛恨の逆転負けで、OBで日本代表フランカーのリーチ・マイケルに吉報を届けることができなかった。スクラムハーフ近藤悟主将(3年)は、26日に“リーチ先輩”から「頑張ってくれ」と電話で激励されたことを明かして、「申し訳ないです…」と唇をかんだ。

 前半11分に右ウイング浜谷陸斗(3年)が先制トライを決めて、同26分にも左フランカー・ハラ・ウアイセレ(3年)のトライで追加点。だが、前半終了間際にペナルティーゴールを決められ、後半に2トライを奪われ、逆転を許した。

 後半終盤はハラへのイエローカードにより14人で戦う苦しい展開となって、近藤主将は「頭が真っ白です。ミスをひきずって、やられたと思います。ミスを修正できなかった」と悔恨。黒田弘則監督は「普段はやらないミスもあって、ちょっとビックリですね。やっぱりプレッシャーがあったと思います」とおもんぱかった。

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