2年ぶり奪還狙う青学大は1区荒巻で痛恨出遅れ36秒差9位「最後は実力不足」 序盤高速ペース食らいつくも失速
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)
第100回大会がスタートし、2年ぶりの王座奪還を狙う青学大は1区荒巻朋照(2年)は首位駒大から36秒差の9位と痛恨の出遅れとなった。
序盤から区間記録を上回る高速ペースについていったが、9キロ過ぎから徐々に駒大・篠原、駿河台大・レマイヤンから遅れ始めた。その後は粘りの走りをみせ、原監督から「いいぞ、荒巻!」との声もとんでいたが、18キロ過ぎに後続集団に追いつかれ、吸収された。終盤は左脇腹を抑えながらの苦しい走りとなり、集団からも遅れた。
レース後は「直前まではスローになるかなと思っていたんですけど、監督から『(1キロ)2分50秒くらいで行くかもしれないぞ』って話があった。ハイペースでもいけるような練習はしてたけど、最後は実力不足が出ちゃいました。駒沢が行ったら行こうと思っていた。(駒沢との差は)40秒くらいついちゃいましたけど、めっちゃ離れることなくなんとかここまで抑えられた。点数は30点くらい」と、語った。
青学大の原監督はレースのポイントに「最大1分差以内でレースを進めていくこと」とあげていた。