青学大が首位浮上!3区太田蒼生が“怪物”佐藤圭汰との22秒差逆転 日本人初1時間切り激走 首位の景色は「美しかった」駒大の連続区間1位記録止めた!
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)
第100回大会がスタートし、2年ぶりの王座奪還を狙う青学大は3区で太田蒼生(3年)が先頭の駒大の“怪物”佐藤圭汰(2年)を逆転。2区終了時点での22秒差を引っ繰り返し、トップに立った。日本人で初めての1時間切りとなる59分47秒で区間賞をマークした。
レース後は「前半追いついて、後半ついていこうかなと。競り合いで結構しんどい感じだったんですけど、絶対1位でタスキを、という気持ちだった。(王者を逆転しての景色は)美しかったです。1つの目標ライン。達成できたのは嬉しかった」と、充実の表情で振り返った。
2区終了時点で22秒差だったが、序盤から一気に差を詰めて、7キロ過ぎに追いついた。その後、佐藤の後ろにピッタリとつけた。そして14キロで並びかけて、その後は攻防が続いたが、残り3キロでサングラスを頭の上に上げると一気にスパート。原監督から「絶対にトップで渡すぞ!」とゲキが飛ぶ中、“怪物”を突き放し、駒大が昨年の箱根駅伝4区から守り続けていた23区間連続区間1位通過を止めた。