駒大が“怪物”佐藤圭汰でまさかの逆転許す 2位後退で連続区間1位通過記録は23でストップ 誤算?1~3区“3本柱”投入も

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)

 第100回大会がスタートし、史上初の2季連続3冠を狙う駒大は3区でまさかの逆転を許した。

 1区篠原が区間賞、2区の鈴木主将が区間2位で首位をキープしたまま、3区の1万メートル学生トップの“怪物”佐藤圭汰(2年)にタスキを繫いだが、22秒差の2位で3区に入った青学大・太田蒼生に差を詰められると、14キロで並びかけられ、残り3キロで突き放され、4秒差の2位で4区にタスキを繫いだ。

 駒大は昨年の箱根駅伝4区から守り続けていた23区間連続区間1位通過を止まった。

 当日変更で投入した1区篠原、2区鈴木、3区佐藤の“3本柱”投入で序盤から独走態勢かと思われたが、やや誤算の往路となっている。

 ◆駒大の23区間連続区間1位通過

 ◇23年箱根駅伝往路

 4区鈴木芽吹

 5区山川拓馬

 ◇23年箱根駅伝復路

 6区伊藤蒼唯

 7区安原太陽

 8区赤星雄斗

 9区山野 力

 10区青柿 響

 ◇23年出雲駅伝

 1区篠原倖太朗

 2区佐藤圭汰

 3区山川拓馬

 4区伊藤蒼唯

 5区安原太陽

 6区鈴木芽吹

 ◇23年全日本大学駅伝

 1区赤津勇進

 2区佐藤圭汰

 3区篠原倖太朗

 4区赤星雄斗

 5区伊藤蒼唯

 6区安原太陽

 7区鈴木芽吹

 8区山川拓馬

 ◇24年箱根駅伝往路

 1区篠原倖太朗

 2区鈴木芽吹

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