9区は青学大・倉本玄太が区間賞! 4年で箱根デビュー万感「やってきたことは間違ってなかった」

 青学大9区・倉本玄太(右)からタスキを受け取り駆け出す10区・宇田川瞬矢(撮影・佐々木彰尚)
 塩出翔太(左)からタスキを受け取る青学大・倉本玄太(撮影・堀内翔)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 9区を終え、首位の青学大が2位・駒大との差を広げた。区間賞は1時間8分51秒で倉本玄太(4年)が獲得。「監督から『思い切ってどんどん突っ込んでいけ』と言われた。最初は早くいこうと思ったら、本当にきつくて心が折れそうだったんですけど、応援があって何とか踏ん張ることができました」と万感だった。

 たすきを受け取った8区の塩出翔太(2年)も区間賞を獲得。2人は原晋監督と同じ世羅高出身ということもあり、「塩出とたすきをつなごうと何年もいってた。区間賞をとって本当にいい流れで、力をもらいました」と笑顔だった。

 大学4年のラストイヤーで箱根路デビューとなった。「4年間きつかったですけど、この日のために苦しいことがあっても何とか踏ん張ってきた。本当に今までやってきたことは間違ってなかったと証明できた」としみじみ。アンカーの宇田川瞬矢(2年)へ「本当今年1年で一気に力をつけた選手だと思う。絶対に区間賞を取れるレベルの走りをしてくれると思う。胴上げをしたいし、気を抜かずに走ってほしい」と熱烈なエールを送った。

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