高校ラグビー 桐蔭学園が東海大大阪仰星を下し4強 DG2本で逃げ切る
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「全国高校ラグビー・準々決勝、桐蔭学園34-24東海大大阪仰星」(3日、花園ラグビー場)
両チーム4トライずつの接戦ながら、20年以来の優勝を狙う桐蔭学園(神奈川)がドロップゴールを2本決めるなど試合巧者ぶりをみせ、21年覇者の東海大大阪仰星を下して4強に進出した。
桐蔭学園・藤原秀之監督(55)は、後半3トライを許した展開に「前半はうちに流れがあったが、点差がついて緩んだ部分がある。スキを突いてくる相手が強かった。反省点も出たし、ここから修正したい」と課題を挙げた。
ナンバー8城央祐主将(3年)は「FWの強さをみせられた。ドロップゴールは夏からずっと練習してきた。3点が後々響いてくる」と手応えを感じていた。昨年は花園出場を逃し、チーム内は経験者がいない「初心者」。この試合も、後半相手に反撃を許し「自分たちの甘さが出た。ペナルティーを犯したりしていたので、明後日(5日の準決勝)までに修正したい」と表情を引き締めた。