今大会で勇退の神奈川大・大後監督 97、98年連覇の名将 ラスト箱根は21位も「事故なく終えられてホッと」「2回勝てたのは誇り」
「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
今大会を持って大後栄治監督(59)が勇退となる神奈川大は21位に終わった。
レース後、97、98年連覇の実績を誇る名将は「勝つことが難しい大会で、2回も勝つことができたことは誇り。選手たちも誇りに思ってほしい」と、感慨深そうに語った。
退任の理由については「大学はあと5年で100周年。そこまではと言われたが、箱根駅伝の100回をけじめに、と。2年前から準備していた。自分も歳をとっていくので男らしく退き時だなと」と、説明。「少しずつ寂しくなると思うが、今日無事に大会を事故なく終えられてホッとしている」と、穏やかに語った。
中野剛ヘッドコーチが後任となる。