箱根圧勝の青学大 エース2人に投入の“勝負靴”は「2足だけ入手できた」Nスタで紹介 定価8万超え、耐久性マラソン1回分の新世代厚底

 2区の青学大・黒田朝日(左)からたすきを受け取り駆け出す3区の青学大・太田蒼生(2日撮影)
 アディダスジャパンのX@adidasJPより
2枚

 箱根駅伝で10時間41分25秒の大会新記録を打ち立て、2年ぶり7度目の総合優勝を果たした青学大について4日、TBS系「Nスタ」が特集した。

 青学の秘密兵器?として紹介されたのが、駒大逆転を演出した2区の黒田朝日(2年)、3区の太田蒼生(3年)が履いていたアディダス社の「ADIZERO ADIOSPRO EVO1」。

 9月のベルリンマラソンで女子のティギス・アセファ(エチオピア)が従来の記録を2分11秒更新する2時間11分53秒の世界新記録を樹立した際に履いていた新世代厚底シューズ。国内では入手困難とされる超軽量138グラムで定価8万2500円、耐久性はフルマラソン1回分という“勝負靴”。番組ではiphoneよりも軽いことなどを紹介。小笠原亘アナウンサーは「青山学院では2足だけ手に入れることができたそうです。誰に履かせようかということで、黒田朝日選手と太田蒼生選手に履かせようとなったということなんだそうです」と説明し、ボードでは原監督の「エース2人の区間に投入。実力を存分に発揮できた」とのコメントが紹介された。

 コメンテーターの田中ウルヴェ氏は「この靴をはきこなせるという技術がないと。凄い人じゃないと使いこなせないということなんだと思う」と語り、小笠原アナも「そこは原監督から念を押されました。『靴はすごいけど、やったのは選手たちなんだ』と」と、原監督の思いを紹介した。

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