走り幅跳び・橋岡優輝 サニブラウンと同拠点で「スプリンター」レベルの助走へ 目標は「9秒台を…」

 陸上男子走り幅跳びで東京五輪6位入賞の橋岡優輝(24)=富士通=が5日、米国でトレーニングするため、羽田空港出発前に取材に応じた。パリ五輪シーズンへ、「かなり大事なシーズン。今までの陸上人生で最高だって言い切れるようなシーズンにしたい」と意気込んだ。

 新年を迎え、初詣に行ってきたという。「1回目は末吉で、これじゃダメだって2回目引いて大吉でした。(中身は)いいことづくしでした」と笑って明かした。

 現在の課題として、コーチからは「スプリンターになれ」と言われているという。「助走のスピードが1段階上がれば踏み切りの難しさは2段階ぐらい上がる」と、簡単ではないが、自身に合った助走を模索する方針だ。

 米国では名門・タンブルウィードTCでトレーニングを積む予定。男子100メートルのサニブラウン・ハキーム(東レ)ら世界のトップ選手が集うが、「あのレベルまでいくとちょっと参考にならない」と苦笑い。「ちょっとかけ離れてくるので、全部は参考にならないけど、腰の位置や接地の時のタイミングであったり、腰ののせ方だったり、周りの選手全員が参考になる。自分の動きに合うものを探しながら、スプリンターを目指してます」と刺激を受けながらの練習になる。

 目標記録を問われると、「そうですね、9秒台を…」と報道陣を笑わせつつ、「まずは8メートル50をコンスタントに出したい」と宣言。今後は3月中にシーズン初戦を予定し、パリ五輪出場を目指す。夢舞台への目標は、「メダル獲得です、どの色がいいかは皆さん知ってる」と、決意を語った。

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